Mac OS XのTeX環境
Mac OS XでTeX環境を構築する際に考えられる主な選択肢は次の4つ
TeXのバリエーションに関しては別の機会に書こうと思うが,pTeXだと小川版,桐木版,MacPortsが候補に,TeX LiveだとMacPortsもしくはMacTeXが考えられる
teTeXの開発終了を受けて一部のLinuxディストロなどではTeX Liveに移行しているが,TeX Liveはまだまだ日本語が怪しい
論文を書くとなるとスタイルやらなんやらを投稿先に指定されるので,現状ではpTeXが妥当な選択肢だと思う
桐木版はもう長いこと更新されていないようなので,小川版かMacPortsで悩むところだが,英文で書くことも考えるとShift_JISベースより,UTF-8をデフォルト指定できるMacPortsがオススメ(もちろんShift_JISやEUC-JPの文書もOK)
インストールやアップデートも簡単だし,/opt 以下に隔離されていて扱いやすいのもGood
ただ,MacPortsのpTeXも内部がUTF-8なわけではないので,全ての文字が使える訳ではない
とりあえず,ptexで指定可能なオプションは以下の通り
% /opt/local/bin/port variants ptex pTeX has the variants: no_hiragino: Do not embed Hiragino fonts in PDF no_otf: Do not use otf.sty babel: Use babel euc: Set default character set to EUC-JP (default) sjis: Set default character set to Shift_JIS utf8: Set default character set to UTF-8 nox11: Do not use X11 motif: Use motif (default) xaw: Use xaw xaw3d: Use xaw3d nextaw: Use nextaw darwin_9: Platform variant, do not select manually
個人的には,+utf8 +nox11 でよいと思う
+nox11 を指定しているのは,MacではPDFの表示がかなり速いのでわざわざ中途半端な仕上がりのdviを見る必要がないから
ヒラギノの埋め込みについては議論があるがデフォルトでは埋め込んどいたほうがよいと思う(必要に応じて埋め込まないように変更することもできる)
フォントに関してもまた別の機会に書きたいと思う
ということで,インストール(たまにselfupdateしたあとsyncとか書いてるサイトがあるけどsyncはselfupdateのサブセットなので不要)
% sudo /opt/local/bin/port selfupdate % sudo /opt/local/bin/port install pTeX +utf8 +nox11
ちなみに,/opt/local/bin 以下には
ptex-euc, ptex-jis, ptex-sjis, ptex-utf8, platex, platex-euc, platex-jis, platex-sjis, platex-utf8, platex209
が生成されるが,全部ptexへのシンボリックリンク
ptex内部でargv[1]を見てエンコーディングなどに対応している模様(BusyBoxみたいな感じ)
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