11月
28
2009
4

MacでELECOM UC-SGTを使う

ルータやスイッチなどのネットワーク機器や組込み系の開発では,いわゆるRS-232Cを使ったシリアル通信がまだまだ現役です

とはいえ,最近のPCにはそんな端子がついているわけもなく,USBシリアルデバイスへの変換アダプタのお世話になります

なぜかMac対応を謳っている製品が少ないですが,大体Macでも使えます
具体的にはFTDIのFT232系やProlificのPL-2303というチップなら大丈夫

以前紹介した秋月の激安モジュールBUFFALOの学習リモコンもFTDIのチップでした

今回のエモノはELECOM UC-SGT
ProlificのPL-2303というチップを使っています

緊急に必要だったのでチップを確認せず適当に買ったのですが,USB ProberでProlificの名前を確認した時点で勝利を確信w
UC-SGT1

ドライバは,Prolificのページから手に入ります
ただ,ベンダIDとプロダクトIDがUC-SGTのものと違うので修正する必要があります

具体的な方法としては,

  1. USB Proberを起動して,VendorIDとProductIDを確認
  2. ドライバをインストール
  3. /System/Library/Extensions/ProlificUsbSerial.kext/Contents/Info.plist を次のように編集
    • 067B_2303 -> 056E_5004
    • idProduct: 8963 -> 20484 (=0×5004)
    • idVenor: 1659 -> 1390 (=0×056E)
    • UC-SGT2

  4. kextloadでドライバをロードする
  5. /dev/tty.usbserial ができるので後は接続するだけ

ところでシリアル接続にどんなツール使ってますか?
cu?tip?minicomjerminal

これらもいいツールですが,screenがオススメですよ
ログも簡単にとれるし,通常XMODEMは要らないと思うので

Written by h2 in: PC | タグ:
11月
11
2009
2

tscreenに移行

screenは長らく放置に近い状態なので,フォークのtscreenに移行してみた

この際なのでtmuxも考えたけど,「時代はGNU screenからtmuxへ」というエントリを書いてる人がこんなこと言ってるし,モノがモノなので枯れた方を選択
(設定ファイルがそのまま使えるのでズボラしたともいう)

MacPortsにはtmuxはあるが,tscreenはないのでソースから入れてやる
といっても公式サイトからソースを持ってきてメイクするだけ
MacPortsがおかしくてあれだけ悩まされたscreenとはエライ違いだw

一応プレフィックス変えてみたけど,manとか要らないので手動でコピー

% ./configure --prefix=/Users/h2/bin
% make
% cp tscreen ~/bin

あとは設定ファイルを用意するだけ
screenのものがそのまま使えるので,リンクで済ませる

% ln -s .screenrc .tscreenrc

ただ,縦分割のコマンドが vert_split ではなく split -v になっている

ということで,.screenrc に両方書いてみた
起動時に警告はでるけど,これでscreenでもtscreenでもどっちでもいける

bind v vert_split
bind v split -v

tscreenは設定ファイルでif文をサポートしてるみたいやけど,screenとの使い回しを考えるとコレが妥当かな

使ってみた感じは,

  • スプリット時に区切り線が表示されるのでわかりやすい
  • ターミナルのサイズを変えても分割が解除されない
  • scrennでは横分割時しかキャプションが表示されなかったけど,tscreenでは縦分割でも表示される
  • screenをkillしやすい

これにmegazoomerを合わせればメニューバーも消え去ってくれる

vimでソース書きながら,GDBデバッグしつつ,サーバで時間のかかる作業のイメージ
tscreen

Written by h2 in: PC | タグ:
11月
10
2009
0

MacPortsで雪豹にscreenをインストール

Snow Leopardに入っているscreenのバージョンは4.0.3だけど,縦分割パッチが当たってない

横分割では13インチMacBook Proのように縦が狭い環境だとツラい

幸いMacPortsのscreenをみると,
/opt/local/var/macports/sources/rsync.macports.org/release/ports/sysutils/screen/files/patch-wrp_vertical_split
があって縦分割パッチが含まれてるようなのでportで入れてやる

普通にportでインストールしようとするとエラー発生

% sudo port install screen
--->  Computing dependencies for screen
--->  Fetching screen
--->  Attempting to fetch screen-4.0.3.tar.gz from http://distfiles.macports.org/screen
--->  Attempting to fetch 18 from http://www.cis.nctu.edu.tw/~is85005/dports/screen/
--->  Verifying checksum(s) for screen
--->  Extracting screen
--->  Applying patches to screen
--->  Configuring screen
--->  Building screen
Error: Target org.macports.build returned: shell command " cd "/opt/local/var/macports/build/_opt_local_var_macports_sources_rsync.macports.org_release_ports_sysutils_screen/work/screen-4.0.3" && /usr/bin/make -j2 all " returned error 2
Command output: termcap.c: In function 'CreateTransTable':
termcap.c:1195: warning: format not a string literal and no format arguments
termcap.c:1214: warning: format not a string literal and no format arguments
termcap.c:1249: warning: format not a string literal and no format arguments
/usr/bin/gcc-4.2 -c -I. -I.    -O2 -arch x86_64 input.c
In file included from screen.h:144,
                 from input.c:26:
display.h:182: warning: 'utmp' is deprecated (declared at /usr/include/utmp.h:96)
In file included from screen.h:145,
                 from input.c:26:
window.h:247: warning: 'utmp' is deprecated (declared at /usr/include/utmp.h:96)
/usr/bin/gcc-4.2 -c -I. -I.    -O2 -arch x86_64 attacher.c
In file included from screen.h:144,
                 from attacher.c:30:
display.h:182: warning: 'utmp' is deprecated (declared at /usr/include/utmp.h:96)
In file included from screen.h:145,
                 from attacher.c:30:
window.h:247: warning: 'utmp' is deprecated (declared at /usr/include/utmp.h:96)
attacher.c: In function 'LockTerminal':
attacher.c:718: warning: format not a string literal and no format arguments
/usr/bin/gcc-4.2 -c -I. -I.    -O2 -arch x86_64 pty.c
In file included from screen.h:144,
                 from pty.c:30:
display.h:182: warning: 'utmp' is deprecated (declared at /usr/include/utmp.h:96)
In file included from screen.h:145,
                 from pty.c:30:
window.h:247: warning: 'utmp' is deprecated (declared at /usr/include/utmp.h:96)
pty.c:38:26: error: sys/stropts.h: No such file or directory
make: *** [pty.o] Error 1
make: *** Waiting for unfinished jobs....

Error: Status 1 encountered during processing.

screen-4.0.3-snowleopard.patchというパッチが公開されているので,ダウンロードしてくる

あとは,パッチをあててビルドしてやればOK

% cd /opt/local/var/macports/sources/rsync.macports.org/release/ports/sysutils/screen/work/screen-4.0.3
% sudo patch -p1 < ~/Downloads/screen-4.0.3-snowleopard.patch
patching file Makefile.in
patching file config.h.in
patching file configure
patching file process.c
Hunk #1 succeeded at 5471 (offset 5 lines).
patching file pty.c
patching file screen.c
patching file vproc_priv.h
patching file window.c
% sudo port install screen
・・・
--->  Activating screen @4.0.3_3
--->  Cleaning screen

途中MacPortsがバグってて?コマンドが機能しなかったり,意味不明なエラーが出まくってたけど何とか復活

screen_SL

相変わらずターミナルのサイズを変えるとスプリットが解除されますが,仕様です(爆)
そろそろtscreenかtmuxに移行しようかなぁと思いつつも,常にターミナルがフルスクリーンなのであまり気にならなかったりw

Written by h2 in: PC | タグ:
11月
09
2009
0

Adobeがダメなので自衛しましょう

ご存じのようにFlash Player(Acrobatも)はJPCERTのレポートの常連で脆弱性の宝庫です

これらの中には,Webページを閲覧するだけで侵入を許しかねない深刻なものも少なくありません
というか既に被害者はいっぱいいると思われる

ところが,Adobeはこうした問題に真剣に取り組んでいません

Flash PlayerはOSの機能ではないのでWindowsやMac OSのアップデートでは更新されません(たまに例外はあります)

もちろんFlash Playerには自動で更新を行う機能があるのですが,その更新間隔が恐ろしく長い ∑(;゚Д゚ノ|
なんとデフォルトは30日間隔(爆)

1ヶ月ってw
そしてお約束通り,更新間隔の変更方法が超分かりにくい
しかも,設定を変更しても最短で7日間隔・・・

なんでも「隠し設定」があるらしいが,一番被害にあいそうな初心者がそんなもの設定できるハズがない

そのくせこんな発言まで・・・

Appleの閉鎖的姿勢はキライだけど,iPhoneのようなデバイスほど自動更新が重要だと思うので,ちゃんと毎日更新されるように出来ないならのっけないでほしい

ホントAdobeってのは責任感のない会社だなぁ

個人的には早くHTML5が普及してFlashが消えてくれることを期待
それまでは自衛しましょう

WindowsにはFlash_Reader_Updateという,アップデートを半自動化してくれる便利なツールがあります

Macの場合こういう便利ツールが見あたりませんでした
Flash Playerの公式ページはうるさい音楽が鳴り響くクソページですが我慢して,手動でチェックしましょう
いいツールがあれば教えてくださいm(_ _)m

Written by h2 in: PC | タグ: , ,
11月
08
2009
0

Twitterrific vs Pwitter

自分の愛用TwitterクライアントはPwitterです

MacHeist nanoBundleでたまたまTwitterrificが手に入ったので試してみました

以前も試したことがあるんですが,無料版だったので広告がうざくてやめちゃいました
今回は有料版なので広告なしです(^_^)v

結論から言うと,やっぱりPwitter!!

  • 未読と既読
      Twitterrificにはツイートの未読,既読という概念があります
      完全に個人の好みですが,個人的にはTwitterは見逃しがあって当たり前だと思ってるので,既読・未読とか言われるとメールのように縛られてる感じがする(TweetDeckでもこれが気に入らなかった)
  • 見た目
      ごらんのように見た目はそっくりです
      twitterclient1 twitterclient2
      右がTwitterrificで左がPwitter
      Twitterrificは「Expand」を,Pwitterは「Use mini tweet view」をオンにしてます

    • 把握しやすさ
        Twitterrificは「Expand all tweets in list」をオンにしておかないと,つぶやいた人がリスト表示されるだけで,それぞれのツイートをクリックしないと内容は分かりません
        (たちの悪いことに「Expand…」をオンにしておかないと,「Zoom window」でフルスクリーンサイズにしても,つぶやきの内容が表示されないw)
        これに対して,Pwitterはクリックしなくても,ツイートの前半が表示されているので興味があれば読むというスタンスがとれます
        あと,Pwitterの「mini tweet view」は画像を通常の半分の大きさで表示できるので,MacBookとか縦の解像度が低い場合はかなり助かります.上の画像のウィンドウのサイズはTwitterrificの方が少し大きい位なのですが,Pwitterの見やすさが分かると思います
    • 時刻表示
        つぶやいた時間がPwitterでは時刻で表示されるのに対して,Twitterrificでは表示されない(条件が分からないのですが,たまに○分前のような形式で表示されることがありまます)
    • 追っかけ?ウィンドウ
        なんと呼べばいいのか分からないのですが・・・TwitterrificはSpacesで画面を移動しても,どこまでもついてきます
        他のアプリにフォーカスしたらウィンドウを隠す設定とかがあるので,操作性に対する考え方の違いなのでしょうが,個人的には超ウザいw
  • ショートカット
      Twitterrificのリプライは「Cmd+2 (英語キーボードなら記号が@)」でTLの更新が「Cmd+R」なのに対して,Pwitterはそれぞれ「Cmd+R」,「Cmd+U」と変則的で分かりにくい(Macのアプリなら再読込は「Cmd+R」であってほしい)
  • Retweet
      TwitterrificはRetweetに対応してない?のか,ショートカットやそれっぽいメニューは見あたりません
  • 「Ctrl+Enter」でポスト
      Pwitterは日本人の方が作られているせいか,「Enter」キーではなく「Ctrl+Enter」でつぶやきを送信するオプションがあります
      これが秀逸で,日本語英語混じりの文章を打ってる時に,変換中だと思ってEnterキーを押してしまい途中でポスト・・・ってのを防止できます
  • Zoom window
      twitterclient3
      Twitterrificには「Cmd+0」でZoom windowというフルスクリーンでTLを一気に眺めることができる機能がついています
      イベントなんかのTLを一気に追いかけるにはとても便利なモードです
  • 効果音
      Pwitterの効果音は決して悪くないんですが,通常の新着があるときの音が注意を引きすぎw
      ので,強引にTwitterrificの効果音を拝借してます
  • Skype,iChat,Adiumとの連携,複数アカウント対応
      これらはTwitterrificだけの機能です.個人的に複数アカウントはいらないですが,Skypeとの連携はあってもいいかなぁと思います

PwitterではGrowlでの最大通知数などを変更できますが,Twitterrificでもplistの変更で可能なようです

ということで,Twitterrificもいいソフトだと思うけど,「Ctrl+Enter」でポストとRetweetは外せない
PwitterにZoom windowとショートカットの変更機能がつけば最高w

Pwitterはオープンソースなので自分で修正すべきかも知れませんが・・・

Written by h2 in: PC | タグ:
11月
07
2009
0

MacHeist nanoBundleは無料だった・・・

おなじみMacHeistがまたやってくれましたよ!!

先日DaisyDiskの無料配布をやったばかりですが,今度はnanoBundleという企画をやってます

今回の内容はShoveBoxやTwitterrificなどの有名アプリをはじめとしてWriteRoom,TinyGrab,Hordes of Orcs,Mariner Writeの6本入りです

気になるお値段ですが,なんと無料です!!

まぁ手違いで$15ほど寄付してしまった自分ですが・・・
大阪人の端くれとして本来タダなモノに金を払うのは非常に癪ですw

残り5日らしいので,興味のある人は是非お早めに

Written by h2 in: PC | タグ:
11月
06
2009
0

X10 Q&A,そしてTimescapeは顔認識対応?

先日ベールを脱いだXperia X10ですが,ソニエリの公式ブログでX10に関するQ&Aが公開されてます

公開された情報ではAndroid 1.6でしたが,既に2.0を搭載したDroidが登場してるし,発売までに2.0にならないかなぁ〜とか期待してしまうのが人情というモノ

どうせ2.0になるならマルチタッチ対応?OpenGL 2.0?とか妄想はとどまるところを知りません

公開されているQ&Aを適当にまとめてみました

  • マルチタッチのサポート予定は?
      発売時にはサポートしないが,アップデートでのサポートは検討中
  • スクリーンは傷防止加工?
      傷に強く指紋の付着を防止する無機ガラス
  • OpenGL 1.1 それとも 2.0?
      Open GL 2.0をサポート(追記参照)
  • バッテリーの容量は?
      1500mAh
  • スクリーンの色数は?
      情報が混乱してるけど,正しくは65536色(公式サイトと違うw)
  • Android 2.0へのアップデート
      UXプラットフォームは2.0をサポートしていく
  • カメラのインタフェースは?
      近々チュートリアルビデオを公開するつもりだが,SatioやX2, Ainoなどと似たものになる

ちなみに,Tutorial: Timescape and Mediascape applicationsを見てて気づいたんですが(遅すぎ?),メールやTwitter,Facebookなどを統合できるTimescapeはなんと顔認識で写真も各人別に管理できる模様

追記(2009/11/8)
ソニエリの公式ブログでさらに詳細なコメントが発表されています
結論としては,X10のハードウェアはOpenGL ES 2.0をサポートしているが,Android 1.6ベースなのでOpenGL ES 1.1のAPIしか使えない

Written by h2 in: ガジェット | タグ:
11月
03
2009
0

Rachel こと Xperia X10a 登場!!

X10a
以前からRachelとして噂だったSony EricssonのAndroidケータイ
ついにXperia X10aとして登場しました

Engadgetにプレス向けのドキュメントも公開されています

個人的に気になるスペックは,以下の通り

  • サイズ: 119.0 x 63.0 x 13.0 mm (135g)
  • ディスプレイ: 480 x 854 ピクセル (WVGA)
  • メモリ: 内蔵8GB + microSD最大16GB
  • カメラ: 810万画素,16倍デジタルズーム,オートフォーカス,顔認識,ジオタグ対応,手ぶれ補正,ビデオライト
  • 音楽再生: MP3/AAC, A2DP
  • ブラウザ: WebKitベース
  • MS Exchange ActiveSync対応

個人的な予想よりは大きくて重いことが判明
とはいえ,カメラもそこそこ使えそうだし,予想通りA2DPにも対応
MS Exchange ActiveSync対応とのことですが,GmailやGoogle Calendar, Google Talk, Google Maps, Youtubeなどのサービス向けのアプリを標準搭載している模様

もちろんAndroidなので好みのアプリを入れてカスタマイズできます
こんな当たり前のことが出来ない日本のケータイは消えていく運命なのでしょう

キャリア主導のどうでもいいサービスを搭載する時代は終わって,コンテンツと端末メーカーが中心となる時代の到来です!!

メールや電話はもちろんFacebookやTwitterを統合して管理できるTimescapeもとても便利そうです
Engadgetの動画では超もっさりとした動きをしていますが,デモムービーと同等のパフォーマンスになると言ってるので期待して待ちましょう

公式サイトで公開されている動画も格好いいですよ
保存しておいて実機で見たいなぁ〜

これまでのティーザー広告

Written by h2 in: ガジェット | タグ:
11月
02
2009
0

MBRのおさらい

先日お亡くなりになったMacBookのHDD
データがなくなったのは仕方ないが,なんとか活用できないものか?

Intel Macは既にEFIを利用していて,パーティションテーブルにはGPTを採用している
そして,WikipediaによるとGPTはディスクの後方にもGPTヘッダーとパーティションテーブルを備えているらしい

互換性を保つためGPTではLBA0にMBRが存在するらしく,ディスク全体がひとつのパーティションであるように見えるらしいが,問題のHDDのLBA0には欠損があるようで読み取れなかった

ということで,このHDDを利用して,勉強がてらパーティション情報を復活させてみようと思う

その前に確認の意味も込めてMBRのおさらいをしてみる

実験台にされたのはUbuntu 9.04 (64bit) メインのLinuxマシン
こいつはソフトウェアRAIDを組んでるマシンだが今回は片方のディスクを対象にする

このディスクの情報は下記の通り

% sudo sfdisk -l /dev/sda

ディスク /dev/sda: シリンダ数 60801、ヘッド数 255、63 セクタ/トラック
ユニット = 8225280 バイトのシリンダ、1024 バイトのブロック、0 から数えます

   Device Boot Start     End   #cyls    #blocks   Id  System
/dev/sda1   *      0+      7       8-     64228+  fd  Linux raid 自動検出
/dev/sda2          8    1831    1824   14651280   fd  Linux raid 自動検出
/dev/sda3       1832   56783   54952  441401940    5  拡張領域
/dev/sda4          0       -       0          0    0  空
/dev/sda5       1832+  56540   54709- 439450011   fd  Linux raid 自動検出
/dev/sda6      56541+  56783     243-   1951866   82  Linux スワップ / Solaris

まず,MBRを取り出してやる
MBRはHDDのCHSだとC:0 H:0 S:1,LBAだと0から512バイトの領域なので

% sudo dd if=/dev/sda of=mbr bs=512 count=1

取り出したMBRをダンプしてやる
zオプションを使ってることから明らかなように作業はLinuxでやってます

$ od -tx1z -Ax mbr
・・・
0001b0 00 00 00 00 00 00 00 00 18 cd 01 00 00 00 80 01  >................<
0001c0 01 00 fd fe 3f 07 3f 00 00 00 c9 f5 01 00 00 00  >....?.?.........<
0001d0 01 08 fd fe ff ff 08 f6 01 00 20 1f bf 01 00 fe  >.......... .....<
0001e0 ff ff 05 fe ff ff 28 15 c1 01 a8 84 9e 34 00 00  >......(......4..<
0001f0 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 00 55 aa  >..............U.<
000200

MBRの大半はIPLで占められていて,先頭から446バイト後方にパーティションテーブルが,さらに64バイト後方に2バイトのシグネチャ (0xAA55) がある

ダンプ結果を見ると確かにシグネチャ 0xAA55が確認できる
(リトルエンディアンな点に注意)

0×0001b8-0×0001bbの4バイトには,ディスクIDも確認できる

ダンプデータから,パーティションテーブルの情報を抜き出して見る
パーティションテーブルには4つのエントリがあり,各エントリの構成は先頭から順に,次のようになっている

  • ブートフラグ (8bits)
  • 開始位置 (CHS) (24bits)
  • パーティションタイプ (8bits)
  • 終了位置 (CHS) (24bits)
  • 開始位置 (LBA) (32bits)
  • セクタ数 (LBA) (32bits)

また,CHS形式の値は先頭から順に,次のようになっている

  • Head (8bits)
  • Cylinder上位 (2bits)
  • Sector (6bits)
  • Cylinder下位 (8bits)

従ってパーティションの情報は次の通り

Partition Boot Flag Partition Type Start (CHS) End (CHS) Start (LBA) Sector Counts
1 80h FDh C:0 H:1 S:1 C:7 H:254 S:63 63 128457
2 0h FDh C:8 H:0 S:1 C:1023 H:254 S:63 128520 29302560
3 0h 05h C:1023 H:254 S:63 C:1023 H:254 S:63 29431080 882803880
4 0h 0h C:0 H:0 S:0 C:0 H:0 S:0 0 0

基本パーティションと拡張パーティションをあわせて3つしかないので4番目のエントリは0で埋められている

ブートフラグを見ると第1パーティションにブート可能を示す80hが格納されており,他のパーティションには0hが格納されている

BIOSによってMBRが0×7C00にロードされると,IPLはブートフラグが80hになっているパーティションを探す

古いBIOSでは,パーティションテーブルの先頭から順に1バイトずつ,DL, DH, CL, CHレジスタに格納される
つまり,DLレジスタでこの80hをドライブナンバー,DHでヘッド数,CHでシリンダ数の下位8ビット,CLの第7-8ビットでシリンダ数の上位2ビットを指定してINT 13hをコールすることで,パーティションテーブルのブートレコードが読み込まれる

拡張INT 13hでは,CHSではなくLBAを利用する

ちなみに,GRUBなどはIPLを書き換えて独自のブートプロセスをとるため,この限りではない

CHS方式では1024個のシリンダしか扱えないので,最近の大容量のHDDではCHSによるジオメトリではなくリニアなLBAを使用するが,CHSのエントリとしては1023/254/63が格納されている

sfdiskの結果をみると,H:254 S:63は固定で,シリンダの値としてディスク容量から算出された1024より大きな値が表示されている

パーティションはシリンダの境界から始めるのがルールだが,第1パーティションだけは例外でMBRの次のヘッダである C:0 H:1 S:1から始まる

LBAの開始アドレスとそのパーティションのセクタ数を足してみると,次のパーティションの開始アドレスになっており,リニアにアドレスが振られていることが分かる

パーティションタイプは,FDhがLinuxのソフトウェアRAID,05hが拡張領域.他にもNTFSなら0×07とかになる

続いて,CHSとLBAの変換方法はHDDの基本的な構造から考えれば自明

CHS->LBA
 LBA = C * 1トラックのセクタ数 * ヘッド数 + H * 1トラックのセクタ数 + S – 1
    = (C * ヘッド数 + H) * 1トラックのセクタ数 + S – 1
LBA->CHS
 C = LBA / 1トラックのセクタ数 / ヘッド数
 H = (LBA / 1トラックのセクタ数) % ヘッド数
 S = LBA % 1トラックのセクタ数 + 1

計算してみると分かるが,LBAから算出した値はsfdiskの表示する1024を超えたシリンダ番号と一致する

Written by h2 in: PC | タグ: ,
11月
01
2009
0

結局rsyncに決定

前回rdiff-backupが使えないことが判明したので,無難にrsyncにします

まぁインクリメンタルバックアップより,バンドル化されていない生のデータを残すことが目的なので・・・

もちろんOSXには最初からrsyncが入っているのですが,

% rsync --version
rsync  version 2.6.9  protocol version 29
Capabilities: 64-bit files, socketpairs, hard links, symlinks, batchfiles,
              inplace, IPv6, 64-bit system inums, 64-bit internal inums

とちょっと古いので,portで新しいのをいれましょう

% sudo port install rsync
・・・
% /opt/local/bin/rsync --version
rsync  version 3.0.6  protocol version 30
Capabilities:
    64-bit files, 64-bit inums, 64-bit timestamps, 64-bit long ints,
    socketpairs, hardlinks, symlinks, IPv6, batchfiles, inplace,
    append, ACLs, xattrs, iconv, symtimes, file-flags

rsyncは3.0からMac OS Xのサポートが強化されていて,ACLや拡張属性にも対応しています

とりあえずDRY RUNでテストしてみます

% /opt/local/bin/rsync -avnX /Users/h2 /Volumes/Data/rsync-mbp
・・・
some files/attrs were not transferred (see previous errors) (code 23) at main.c(1039) [sender=3.0.6]

なんかファイルの属性が転送できなかったと言われるので,sudoを付けて管理者権限でやったらうまくいきました
(ホームディレクトリなのに管理者でないと読めない属性があるのだろうか?)

ということで,本番開始

% sudo /opt/local/bin/rsync -avX /Users/h2 /Volumes/Data/rsync-mbp

1000BASE-Tの有線接続にもかかわらず,高々150GBほどのバックアップに8時間以上・・・。

AFPではファイルごとにセッションが切れるようで,デカいファイルだと数メガByte/secでるものの,数キロバイト程度のファイルでは全然ダメ
TCPのスロースタートが原因だと思われ

しかも,最後にエラー

some files/attrs were not transferred (see previous errors) (code 23) at main.c(1039) [sender=3.0.6]

・・・次回に続く。

Written by h2 in: PC | タグ:

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