CactiでRTX1200をモニタリング
RTX1200はSNMP対応なのでCactiで状態を監視してみます
トラフィックはMIB-2標準で特に書くことがないので,プライベートMIBで取得できるCPUやメモリ使用率,筐体内温度を取得してみます
プライベートMIBを取得するには,OIDを調べる必要があります
RTXシリーズやSRTシリーズの場合はYAMAHA private MIBに記述があります
自分が使ってる機器のMIBが分からない場合も,snmpwalkやsnmpgetコマンドで探したり,WindowsならGetifという便利なツールを使って調べたりすることができますよ
ハードウェアのMIB一覧を見ると,CPU使用率はyrhCpuUtil5sec,yrhCpuUtil1min,yrhCpuUtil5minとそれぞれ5秒,1分,5分間隔の情報が採れるみたいです
メモリ使用率はyrhMemoryUtil,筐体内温度はyrhInboxTemperatureですね
これらのOIDは以下の通りです
- yrhCpuUtil5sec = .1.3.6.1.4.1.1182.2.1.5.0
- yrhCpuUtil1min = .1.3.6.1.4.1.1182.2.1.6.0
- yrhCpuUtil5min = .1.3.6.1.4.1.1182.2.1.7.0
- yrhMemoryUtil = .1.3.6.1.4.1.1182.2.1.4.0
- yrhInboxTemperature = .1.3.6.1.4.1.1182.2.1.15.0
手順としてはデータテンプレートを作成し,グラフテンプレートを作成,その後デバイスを選択してグラフを生成するという流れになります
- データテンプレートの作成
- グラフテンプレートの作成
- グラフを生成
Consoleを開いて左のメニューの中からData Templatesを選択し,右上のAddを選択してData Templateを作成します
まずは,yrhCpuUtil5secから作成していきます
次のように入力して右下のcreateボタンを押すと,SNMPの詳細を入力するCustom Data欄が現れます
Data Template
Name YAMAHA Router – 5 Minute CPU Utilization
Data Source
Name |host_description| – 5 Minute CPU Utilization
Data Input Method Get SNMP Data
Data Source Item []
Internal Data Source Name 5min_cpu
SNMPの詳細では,それぞれのOIDとSNMP Versionを1に設定し,saveボタンを押して保存します
テンプレートの名前なんですが,デフォルトのテンプレートをみると複数形でもsを付けないのが流儀なんでしょうかね?
あと,たまにData SourceのNameの”-”がエンコードされるのでその時は戻しておきます
Consoleを開いて左のメニューの中からGraph Templatesを選択し,右上のAddを選択してGraph Templateを作成します
CPU使用率,メモリ使用率,筐体内温度の3種類のテンプレートを作成します
まずは,CPU使用率から作成していきます
次のように入力して右下のcreateボタンを押すと,Graph Template ItemsとGraph Item Inputs欄が現れます
Template
Name YAMAHA Router – CPU Utilization
Graph Template
Title |host_description| – CPU Utilization
Rigid Boundaries Mode オン
Vertical Label percent
Graph Template ItemsのAddを選択して,データソースを追加していきます
CPU使用率のグラフには,yrhCpuUtil5sec,yrhCpuUtil1min,yrhCpuUtil5minの3つのデータを表示させます
それぞれのデータテンプレート毎に次のように設定します(値は順に5sec, 1min, 5minの順です)
Data Sorce
さっき作成したデータテンプレート名
Color
EACC00, EA8F00, FF0000(デフォルトのロードアベレージを参考にしました)
Graph Item Type
AREA, STACK, STACK
Text Format
5 Second Average, 1 Minute Average, 5 Minute Average
凡例に,現在値,平均値,最大値も表示させましょう
各データテンプレート毎に現在値,平均値,最大値なので計9個のデータソースを追加します
データソースの設定は次の通り
Data Sorce
さっき作成したデータテンプレート名
Color
None
Graph Item Type
GPRINT
Consolidation Function
LAST, AVERAGE, MAX
Text Format
Current:, Average:, Max:
Insert Hard Return
最大値の時だけオン
CPU使用率の場合だけですが,次のような設定でTotalも追加しておきましょう
Data Sorce
None
Color
000000
Graph Item Type
LINE1
CDEF Function
Total All Data Sources
Text Format
Total
全データソースの追加が終わったら図のように並べ替えて,saveボタンを押して保存しましょう
いよいよグラフの生成です
Consoleを開いて左のメニューの中からDevicesを選択し,RTX1200を選んでAssociated Graph Templatesに作成したグラフテンプレートを追加します

続いて,Consoleを開いて左のメニューの中からNew Graphsを選択します
HostにRTX1200を選んで,追加したグラフテンプレートを選択しcreateボタンを押します
作成した全てのグラフテンプレートからグラフを作成しましょう
しばらく待つと,グラフが表示されます
運用前のルータなのであまり変化がなくて分かりにくいですね

最後に設定が面倒な人のために,作成したテンプレートをまとめたYAMAHAルータ用のホストテンプレートを置いておきます
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