オンラインストレージを考える(同期方式編)
クラウドとかいう曖昧な言葉が台頭している今日この頃
複数のPCでデータを簡単に同期できるオンラインストレージを,バックアップに利用している人も多いんではないでしょうか?
同期型のオンラインストレージといえば Dropbox,ZumoDrive,Soonr,SugarSyncなんかが有名です
どれも似たり寄ったりな感じですが,同期方式とデータの安全性について考えたいと思います
同期方式は主に3種類(ネーミングは適当です)
- 完全同期型(Dropbox, Soonr)
- すべてのPCに同じデータがコピーされるので,一度取得すればオフラインでもデータを利用できタイムラグも小さいが,ディスクの消費が冗長
- キャッシュ型(ZumoDrive)
- 必要な時にオンラインからダウンロードするので,オフラインだと使えずタイムラグも発生するが,ディスクの消費は小さい
- ハイブリッド型(SugarSync)
- 完全同期型とキャッシュ型の両方を用途に合わせて使い分けられて柔軟だが,設定がややこしい
だいたいの分類とメリット・デメリットはこんな感じでしょうか
失礼ながらDropboxもZumoDriveもSugarSyncもベンチャー企業なので,いつ倒産してもおかしくありません
ちなみに,大手だからと言って信用しすぎるのも痛い目を見ます
年金システムを手掛ける超大手SIerのN○○データがとんでもないウソを並べてDoblogを突然閉鎖したのを忘れてはいけません
決してベンチャーだからサービスの質が低いということはありません
でもつぶれちゃったとき,データはどうなるのか?
これらの方式を見ると,キャッシュ型はデータを失うリスクが高いことが分かります
キャッシュしたデータが手元にない場合,ジ・エンドです
手元にバックアップのマスターデータがないことは考えにくいと思われがちですが,なぜか大事な時に限ってディスクは突然クラッシュしますw
大事なワンコの写真が消えた日には生きてく意味を失いかねません
その点,完全同期型ではマスターデータが複製されるので,すべてのHDDが死なない限り安心です
この辺はリスクとディスクの容量を相談して,同期方式を選べるハイブリッドがよさそうです
ZumoDriveもFolder Watchingという機能をアナウンスしていて,ハイブリッド型にシフトしようとしているようです
(アナウンスから大分たった今も実装されていませんが・・・)
でも,SugarSyncのインタフェースはPC初心者が見ると分からないと思います
どこかの記事で,「職場への導入はDropboxだから受け入れられた」と書かれていたのを見ました
個人レベルでは普通のPCに入らないような量のデータをオンラインにあげることは考えにくい(コスト的に)ので,細かい設定はなしにして,PC単位で完全同期かキャッシュを選べる程度が使いやすそうです
次回につづく・・・
